1 浮間での行事(氷川神社到着)
八枝神社を出発したお獅子様は、やがて北区浮間の鎮守・氷川神社に到着する。お獅子様は、氷川神社拝殿先に安置させ、浮間地区で作った幟を飾り、神輿と担ぎ棒を固定するために太い紐で縛る。幟には「八枝神社 平成二十七年四月五日 平心講・浮間」とある。
八枝神社からいただいてきた御神酒は氷川神社に供え、これとは別に氷川神社神前に供えてあった御神酒を下げて、参加者全員でいただけるよう用意する。
用意ができると、一同でお獅子様に向かって般若心経を唱える。木魚と鉦は移動用のものを用いる。唱え終わると御神酒をいただき、町内巡行に出発する。
2 浮間での行事(午前・地区内巡行)
お獅子様を担いで出発する。移動中は、幟・大麻が先に進み、その後お獅子様が続き、その後に他の参加者がついて歩く。
各家では、玄関先にお獅子様を安置し、各家の繁栄を願って大麻でお祓いし、般若心経を唱える。その後、お獅子様を高く差し上げ、家の者は下をくぐる。また、お獅子様の鼻を触ると御利益があるという。家によっては、お札を頒けていただく。また、御神酒などの接待をいただく場合もある。
3 浮間での行事(昼食)
巡行の途中、浮間西町会館で昼食となる。この際、お獅子様は巡行の途中の家に安置しておき、参加者と荷物のみが浮間西町会館に移動する。