川越市上老袋は、川越市域の北東端に位置する。東は旧荒川河道を境として上尾市大字平方と接し、南は川越市中老袋、西は川越市鹿飼と接する。もともと「植木の里」と呼ばれる地域で、明治２２年から昭和１３年までは鹿飼・上老袋・東本宿・中老袋・下老袋の５地区で植木村を構成していた。いずれも入間川流域の低地である。
上老袋は、昭和１３年から古谷村に属し、その後川越市の大字の１つとなっている。お獅子様は、フセギと呼ばれており、毎年２回春と夏に行われる。現在は、４月第１日曜日と７月第２日曜日であるが、かつては４月４日、７月１９日が定例日であった。
期日 平成27年7月12日（日） 時間 9:00～12:00 場所 川越市上老袋 行事の現地呼称 フセギ
八枝神社に上老袋平心講の代表者が、軽トラックでお獅子様（狛狗大神）を迎えにくる。代表者たちは、まず神社にお参りする。
お獅子様を迎えに来た代表者２人が参列し、八枝神社拝殿で祭典を行う。祭典は修祓→祝詞奏上→玉串奉奠の順で行われる。代表者２人は玉串奉奠を行う。代表者はお札・お守り等を預かる。
祭典後、お獅子様を納めた神輿をトラックの荷台に載せる。出発の際には、宮司が大太鼓を叩き、お獅子様を載せたトラック等は鳥居をくぐって出発して、上老袋に向かう。
