上尾市中平塚は、上尾市大字平塚の一部である。江戸時代には中平塚村といって独立した村となっていたが、明治8年に上平塚村・中平塚村・下平塚村が合併して平塚村になっており、この範囲が、おおよそ大字平塚、平塚1・2丁目の範囲となっている。神社も明治40年に旧3村の神社が合祀しているが、実質的には旧3村がそれぞれ祭りや行事を行う単位となってきた。中平塚のお獅子様は、フセギとも呼ばれ、毎年3月27日に行われる。

期日 平成27年3月27日(金)  時間 7:30~13:00  場所 上尾市中平塚  行事の現地呼称 獅子講・春祈祷 


4 中平塚での行事(辻札)

 八枝神社の辻札は、笹竹の上部に挟み、その上の部分に杉葉を下向きに縛り付けたものである。この辻札を3つ作る。辻札は地区の境に立てるもので、上平塚境、下平塚境と中平塚の中央にあたる場所に立てる。


5 中平塚での行事(獅子講準備)

 中平塚区民会館では、お獅子様を迎えて行われる獅子講の準備を行う。会場には、参加者1人1人のところに御神酒・豆腐・盛り合わせのほか、八枝神社のお札も用意する。


6 中平塚での行事(獅子講)

 お獅子様を迎えて中平塚区民会館で獅子講といって宴会を行う。会場では、八枝神社のお守りの頒布も行う。また、大麻の紙垂を千切っていただく。お財布に入れるとよいという話もある。