さいたま市西区西新井は、西区の北東端にあり、北から東は上尾市堤崎・中新井・戸崎と接し、西は西区清河寺、南は西区内野本郷に接している。また、平成22年には上尾道路(国道17号線)が開通し、西新井地区の西端を南北に貫いている。
 西新井のお獅子様は、現在3月17日前の日曜日に行っている。これは、かつて3月17日に行ってきたため、その日の前に実施している。

期日 平成28年3月13日(日)  時間 9:00~17:00  場所 さいたま市西区西新井 行事の現地呼称 春祈祷・お獅子様 


1 西新井での行事(稲荷神社・西新井自治会館到着)

 八枝神社を出発したお獅子様は、西新井自治会館に到着する。お獅子様は地区を回らずに、自治会館に安置される。一緒に借りてきた幟をお獅子様の横になるように立てかける。


2 西新井での行事(当番によるお祓い)

 4人のうち2人の当番が、地区を回るお祓いを行う。当番は、家に着くとお祓いをして、お札を配る。地区を回り終えると、自治会館に戻る。


3 西新井での行事(直会の準備)

 お獅子様を部屋の中心に据え、当番が自治会館での祭典・直会の準備をする。新しく作った幟を八枝神社から借りてきた幟の横に並べ、お獅子様の前に御神酒、刺身や天ぷらなどの供え物をする。お獅子様に備えたものと同じ物や豆腐などを、講員が座る席に並べる。


4 西新井での行事(直会)

 講員が自治会館にて直会の受付をする。受付前に隣接する稲荷神社に参拝する講員もいる。中に入ると、講員はお獅子様にお賽銭をあげ、参拝する。
 直会では、当番長の挨拶のあと、当番長が大麻で参加者の講員を祓って回る。その後、前当番長の音頭で御神酒による乾杯が行われ、懇親会となる。懇親会の中、お札・お守りの頒布を行い、手締めで中締めとなる。