5 堤根での行事(地区の巡行)
お獅子様の地区内巡行は、各家に到着すると、最初に塩を撒き、次に家人が低頭したところで頭上をお祓いし、同様に御神宝を振り、次に面、さらに木剣を振ってお祓いして、お賽銭をいただき次の家に向かう。この一行の前後には大太鼓と笛の囃子がつく。
6 堤根での行事(子供獅子の巡行)
堤根の獅子頭は、子供の獅子といって、御神宝と同じように各家を回る。各家では、お賽銭をいただき、獅子を8人から10数人で持ち、2人で「ワッショイ、ワッショイ」といいながら獅子の口を開閉させる。途中の移動は一輪車を改造したものに載せて回る。
7 堤根での行事(祭具のお清め)
全域を回ると、夕方に村境である忍川にかかる堀切橋に到着する。ここでは、橋の上に藁を用意して燃やし、御神宝、面、木剣のほか、お祓い、大太鼓、笛、太鼓の撥、子供の獅子などの使った道具を燃やした火をつかってあぶって清める。あぶった後の藁は、そのまま忍川に流す。