1 下宿での行事(お獅子様を迎える)
下宿では、囃子連が屋台を出して、上宿と下宿の境である上尾橘高入口交差点付近で待っており、やがて祭り囃子の演奏を始める。お獅子様一行は、お囃子に迎えられるようにして下宿地内に入る。上尾橘高入口交差点際の下宿側の飲食店の前にお獅子様を安置し、その家の者は、大麻を預かり屋内を祓って歩く。その後、御神酒がふるまわれる。
2 下宿での行事(下宿公民館へ移動)
お獅子様は、下宿の入口である上尾橘高入口交差点から、下宿公民館に向けて出発する。
3 下宿での行事(下宿公民館到着)
到着したお獅子様を、下宿公民館の出入口付近に祀り、供え物などをする。祭り囃子の囃子連は屋台に載って、そのあとを移動してくる。その後、お獅子様のところには、賽銭などを供えに来るものが多い。
4 下宿での行事(春祈祷・フセギ)
基本的には下宿の全戸が集まる。総代・幹事長・区長の挨拶の後、乾杯を行い開宴する。宴会の途中で、総代の先導で修祓式を行う。また、宴席の中で、即興でオババ(伊勢音頭)の歌がうたわれるなどする。このほか、大麻の紙垂を千切っていただき、かつては坊主になってしまったという。