祭り当日の午前6時、囃子連が八枝神社に集まり、祭り本部で朝っぱやしを演奏する。宮司の太鼓と花火の音を合図にお囃子の演奏が開始される。なお、囃子は「ヤタイ(屋台)」が演奏される。
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7月20日(日)
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祭り当日の午前、八枝神社でお祓いを受けた新・旧の当番が、それぞれ1人ずつ組んで、二手に分かれて上宿地区内の各戸をお祓いして回る。1人が幣束(大幣)、もう1人が賽銭箱を持つ。各戸の玄関先では、半紙に包んだオヒネリ(賽銭)をもらい、お札を渡し、お祓いをする。また、家によってはお守りとして、幣の一部をちぎっていただくこともある。
かつては、八枝神社のお獅子様を借りて一緒に回っていたが、現在は回っていない。 |
7月20日(日)
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小麦まんじゅうづくり
祭りの当日には、各家で小麦まんじゅうを作って食べるものであった。作った小麦まんじゅうは、神仏に供え、残りは近所の人々に配る。 |
7月20日(日)
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神酒所
神酒所とは、神輿の渡御の途中に立ち寄り、休憩をする場であり、班単位に設置される。この神酒所の中で、実施可能な場所を選び、どろいんきょが行われている。 朝から各班の有志がそれぞれ神酒所の設営を行う。始めに注連縄をない、次に神酒所の入り口に2本竹を立て、その間に注連縄を張る。どろいんきょが行われる神酒所では、水を撒いて会場を整備し、撒くための水を大きな桶やドラム缶に貯める。また、神輿や隠居神輿を置くための台として、臼を用意する。現在では木枠やビールケースなどを使用する場合もある。神酒所の設営と同時に、朝から各班の女性有志が中心となり、神酒所で振る舞う接待料理の準備をする。 |
7月20日(日)
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7月20日(日)
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隠居神輿の飾り付け
当番が中心になり、隠居神輿の飾り付けをする。縛った縄と神輿の隙間に榊を挿し込んで飾り付け、御神体となる御幣をヤカタに納める。また、この時に大神輿の御幣も納める。 |
7月20日(日)
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タカウマ準備
タカウマとは、木枠の一方の側に大太鼓、もう一方に小太鼓を付けたもので、脚部の車で移動しながら囃子の演奏ができるものである。囃子連は、お山出しの前までに、タカウマで囃子を演奏しながら、上宿公民館から八枝神社の境内に移動する。お山出しに合わせて囃子の演奏を再開し、隠居神輿の後を演奏しながら追う。なお、どろいんきょをしている間は、演奏が続けられる。祭り当日、囃子連が上宿公民館でタカウマを組み立てる。 |
7月20日(日)
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屋台の飾り付け
囃子連が準備しておいた屋台を、提灯付けや幕を張るなどをして飾り付ける。飾り付けた後は、通りまで運び、準備を終える。また、囃子連は上宿公民館でタカウマを組み立てる。 |
7月20日(日)
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本部接待
実行委員会の本部接待担当者が、本部にて祭りの受付を開始する。 |
7月20日(日)
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祭典準備
お山出しの祭典へ向けて、神楽殿前に幣束(大幣)と神饌が供えられる。 |
7月20日(日)
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