下組区・北中地区・新田区・上組区
【大山講と大山灯籠】
菅谷地区は、下組、北中地、新田、上組の四つの組から構成される。大山灯籠行事は、その年の当番組が行っている。当番組は当番中ともいわれ、大山灯籠行事のほか、菅谷地区全体の行事を担当している。大山灯籠は、「灯籠」と呼ばれている。行事は、当番組の班から選出される祭典委員が中心になって行い、平成二十五年度は下組が担当した。
【灯籠始め】
灯籠を立てることを「灯籠始め」という。七月二十六日の夕方に、当番組が集まって行う。
【構造と灯明】
灯籠は、木製の組立式である。灯明は、電球を自動点灯している。
【設営】
北中地交差点の北にある庚申塔の傍らに立てる。灯籠を立てる穴は常設され、普段は蓋が閉じられている。灯籠を立て、竿の中央あたりに御幣を縛り付け、固定する。灯籠を囲むように四方に竹を立て、注連縄を張り、紙垂を飾り付ける。
【灯籠仕舞い】
灯籠を片付けることを「灯籠仕舞い」という。八月十六日に灯籠始め同様に、当番組が集まって行う。