(3分50秒)
 摘田とは、直播による伝統的な稲作の栽培方法です。上尾市の市域を含む北足立台地では、昭和40年代まで摘田による稲作を行ってきました。この地域は、畑作を基本とした農業地帯であり、わずかな田が台地の谷部にある低湿地であるうえ、用排水路の整備も困難であるという地理的制約がありました。摘田による稲作では、播種の際の畝引きの作業や、稲刈りの際のソリ(田舟)の上に稲束を置くなどの特徴的な作業があります。なお、本映像はかつての摘田による稲作の様子を平成21年に再現したものです。
普及編映像
  上尾の摘田
   直播による伝統的な稲作の記録
            (30分10秒)