武州平方箕輪囃子は、神田ばやし系の古囃子といわれ、上尾市大字平方の上宿地区で伝承されています。
編成は、笛1名・小太鼓2名・大太鼓1名・鉦1名の5名1組です。曲目には、屋台、鎌倉、ニンバがあります。このうち基本になるのが、屋台であり、ニンバはひょっとこ踊りを交えながら演奏ができる演目です。
7月の「海の日」の前の日曜日に行う八枝神社の祇園祭、10月中旬の橘神社お日待ちなどで演奏します。
祇園祭では、大太鼓と小太鼓を取り付けた「タカウマ」で移動しながら演奏を行い、お日待ちでは囃子櫓を立てて演奏します。