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 上尾市域には、かつて神奈川県伊勢原市の大山阿夫利神社を信仰する大山講(石尊講)が数多く存在しました。現在、講は少なくなっていますが、大山灯籠(石尊灯籠)を立てる行事が残っています。
 大山灯籠は、大山阿夫利神社の山開きの期間である7月27日から8月17日の間に、現在市内では19地区で行われています。このうち畔吉と領家は常設の石灯籠ですが、そのほかの地区は主として仮設の木製灯籠です。期間中は毎日灯籠には、火が灯されます。また、初日に灯籠立て、最終日に灯籠倒し・灯籠じまいなどという行事が行われ、地区によっては宴席も設けられます。
普及編映像
大山灯籠
伝統のともしび(12分50秒)
大山信仰
上尾市域の大山講と先導師のきずな(14分30秒)