上尾の祭り囃子

映像記録について

上尾市内の祭り囃子は江戸囃子で、
そのほとんどが神田囃子系の流派である。
江戸時代に上尾市に伝わったといわれる古囃子や、
明治時代に伝わった新囃子がある。
祭り囃子の囃子方は基本的に、
笛・大太鼓・鉦が各1人、
小太鼓が2人で編成されている。

市内では、
屋台・鎌倉・昇殿・四丁目・岡崎・神田丸を
演奏曲目としている地区が多く、
その他にも、
数え歌や子守唄・仁羽(ヒョットコ囃子)などの曲目がある。
一般には屋台を中心に各曲を組み合わせて演奏される。

これら囃子の演奏は、
屋台や山車の上で演奏されたり、
近年ではトラックに屋台を載せ、
町内を回るところが多い。
また、架け舞台や神社の神楽殿、
お堂などでの居囃子もよく見られる。

この映像記録は、
9つの上尾市囃子連の演奏や踊りを
さまざまな角度から撮影したものである。

撮影協力
上町囃子連保存会 仲町囃子連
愛宕囃子連 本町はやし連
武州平方箕輪囃子連
浅間台囃子保存会 小敷谷囃子連
中平塚囃子連 西宮下はやし連

企画制作
上尾市無形民俗文化財活用活性化
実行委員会

撮影協力
上尾市教育委員会

製作 株式会社CNインターボイス
演出 中野 奈津希
撮影 加藤 洋祐 松下 謙二
技術 岸本 宗司 中島 弘
CG 粂川 裕哉
音楽 上野 裕
録音 森 洋一
ナレーション 池田 道子
制作 宮野 隆博

監修・製作指導
関 孝夫